猫の便秘を甘く見るとトンでもない事件になると言う話
便秘の文字で分かると思いますが、下の話です。
ウンチの話がメインになりますm(__)m
我が家には二匹の猫がいる。
黒猫の康太とさび猫のエル。
男の子と女の子、どっちももうすぐ三歳(この記事を書いてる時点で)。
今回は、康太が便秘になった。
猫の便秘にきづいたきっかけは、嘔吐
すぐには便秘だと気付かなかった。
康太はだいたい一日一回お通じがあって、ウンチは固め。
お通じは1日1回のペース。
たまにしない日もあれば、一日に二回することもあった。
おかしいな? と思ったのは、康太が吐いたこと。
康太は、猫の癖にほとんど吐かない。
ふだん吐かない康太が2回連続で吐いた。
二度目は少量。
更に、吐く物がなくなっても吐いた。
水っぽい液体だけ。
連続して吐いてるので、脱水症状を心配してシリンジで水を飲ませた。
すると、少しして飲ませた水も吐いた。
少し前まで元気だったのに。
その後もまた胃液を吐いてた。
苦しかろうと思いシリンジで水をあげたが、あげたそばから直ぐに吐いた。
すでに夜だったので、翌朝でも病院へ連れて行こうと夫と話す。
だが、その後にも二三度吐いたし、まるで元気がない。
大好物のパウチや餌をあげようとしたが、匂いは嗅ぐが食べない。
吐いてからは何も食べないし、水も飲んでない。
ぐったりして呼んでも返事をしない。
ちなみに、いつもの康太は、ワンワンと犬のようにうるさい。
うるさいのが悩みの種ってくらい、うるさい。
一日中、私の後をついて回って、トイレにも毎回入ってくる。
仕事をしていれば膝の上に乗り、夜寝る時は一緒にベッドで寝る。
ところが、この日はずっとキャットタワーの上で寝ていた。
夜もとりあえずベッドへ来たが、降りて足下のマットの上で寝ていた。
好きなオモチャにも興味を見せず、とにかくグッタリしていた。
最後に吐いたのが夜中の3時半、合計で7〜8回は吐いた。
動物病院でレントゲンを撮り、猫の便秘に気付く
翌日は、朝一番で病院へ連れて行った。
原因が分からないので、血液検査とレントゲンを撮ることに。
血液検査の結果は、特に異常なし。
いくつかの項目で正常値から少し外れたものもあったが、様々な要素を考え合わせれば異常とは思えないものばかり。
そして、レントゲンを見ると…
みっちりウンチが詰まっていた。
下から上までで足りなくて、アルファベットのJを逆さにしたみたいに詰まってた。
先生も触診時に固いウンチがあるなと認識してたらしい。
諸症状から考えると、とりあえずは便秘というのが妥当な見方ではないかと言う話だった。
誤飲も疑ったが、レントゲンにそれらしいものの影もない。
私と夫は、何か変な物を食べたかなと思っていた。
康太はふだんから異物食いがひどく、輪ゴムやゴミを食べてしまうから。
先生の話だと猫が何かを誤飲してそれが食道に引っかかっていれば、よだれが出っぱなしだとかあるが、それはない。
便秘の線が濃厚ということで、とりあえず帰宅して様子を見ることに。
二三日してもウンチが出ずに具合が良くならないままなら、また病院へ連れて行くことにした。
そういう時は麻酔をして(?)ウンチを引っ張り出したりするらしい。
動物病院から帰宅してからの経過
自宅へ戻ると、ウサギのウンチみたいなのを数粒した。
それでもまだグッタリしていて、キャットタワーの上で黙ってじっとしていた。
夜、仕事から戻る夫を迎えに10分ほど外出した。
夫と二人で帰宅すると、トイレにウンチがあった。
でも、外出してたので、そのウンチが康太なのかエルなのか分からない!!
何でよりによってこの時間に〜とイライラしてたら、康太が「わおーん」と鳴いた。
そして、キャットタワーへ行き、バリバリ爪を研いだ。
「康太!」と名前を呼ぶと元気に返事をした。
力強い爪とぎと威勢の良い返事に
(あ、あのウンチは康太だ!) と確信した。
すごくほっとして、ぐったりと疲れた…
ただ、レントゲンで見た康太のウンチは大量だったので、まだ完全回復ではないと思う。
猫の便秘の完全解消を目指してやったこと
とりあえず、ビオフェルミンを飲ませた。
錠剤タイプを1/4に割って、朝昼晩と飲ませた。
お水もシリンジでこまめに飲ませて、便秘が治るまでは少しでも水分を多く摂らせた。
明日は猫草を買いに行こうと思う。
まだウンチは全部出てないし、今後も便秘するだろう。
便秘が続いて具合が悪くなるたび病院へ行く訳にもいかないし、ふだんから気を付けないと行けない。
あ、動物病院のお金は診察料と血液検査、レントゲンなど併せて、約2万円なり(涙
猫の便秘で2万円も飛ぶとは…
15,000円あったし足りるかな? と思ってたら足りなくて、カードで支払い。
行きと帰りのタクシー代も払って…参りました。
けど、あんなにゲーゲー吐いて、グッタリしてるのに放置はできないし。
猫は病院代が高いね…
でも今回の件で、康太が便秘体質だということが分かって良かった。
これからは気を付けよう。
ビオフェルミンをあげて、水もたくさん飲ませて、猫草をあげよう。
実は、康太とエルが我が家へ来た当初はビオフェルミンあげてた。
だが、どちらも毎日きちんとウンチをするので不要かなと思いやめていた。
でも、康太はビオフェルミン復活だ。
それにしても…
猫の便秘も人間の便秘も同じなんだと知って、ちょっとビックリした。
便秘で吐いたり、具合悪くなったり。
お通じが出ると途端に回復するところも人間と同じだ。
私はあまり便秘しないので、1〜2日でもお通じがないだけで急激に体調が悪化するタイプだ。
血圧が急激に下がって、発作のようになり吐いたりする。
猫飼いの皆さん、猫の便秘を甘く見てはダメです。
たかが便秘、されど便秘。
便秘もひどくなるとゲーゲー吐いたり、ご飯も食べずお水も飲まず…ビックリするほど具合が悪くなります。
- ウンチの固い子
- うざぎの糞みたいなポロポロしたウンチをする子
- 何度もトイレに行って踏ん張ったりする子
…は要注意ですね。
黒猫・康太の写真です
便秘がひと段落して、日常の康太に戻りつつあります。
どれも日常の風景なので、こういう姿を見ると安心します。
早く体内の宿便を全部出して、元気に騒げると良いね!
うるさい康太がなつかしい。
(でも、ワンワン騒いだらきっとまた腹が立つけど)
ちなみに…
エルはお腹がゆるく、下痢しやすいタイプ。
ウンチは柔らかく、便の臭いが非常にきつい(泣)
ミスターフルーツをあげるようになって、だいぶマシにはなったが、相変わらずウンチは柔らかめで掃除には苦労させられる。
おまけに、エルはしょっちゅう吐く。
食いしん坊なので、食べきれないくらい食べて、食べ過ぎると吐く。
吐いてお腹が空くと、また食べるということもよくある。
猫も人間もいろいろいますね。
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